大陰唇(だいいんしん)は、小陰唇の外側から太ももの付け根の間にある、ふっくらと盛り上がった部分を言います。大陰唇のふくらみは、脂肪のクッション性によって、内側にある膣口や尿道を保護する大切な役割を担っています。
若いときには、ふっくらした脂肪の厚みと肌のハリを保っていますが、加齢によってシワやたるみが出てくると、老けた印象を与えやすく、見た目に関するお悩みにつながりがちです。加齢だけでなく、急な体型の変化などでも、たるみやシワ、黒ずみを生じることがあります。
女性器の中でも大陰唇は外側にあるため、変化が目立つ老化サインが出やすい部位であり、顔に例えると、若々しさを左右する「ほっぺた」のような存在。特に最近は、VIO脱毛によって露出しやすく、加齢による薄毛などでも目立つため、お悩みの方が多い部位です。
加齢による顔のシワやたるみは、気になりますね。では、女性器は……どうですか? 通常、人に見られることのない部分ではありますが、旅行でお風呂に入るときや、パートナーとのコミュニケーションの際、「老化の印象を与えたくない」部分ではないでしょうか。老化の印象はもちろん、パートナーに指摘されるなんてもってのほかですね。 頬のたるみをケアするように、見た目も機能も若返りを図りたい……。そう望む方も少なくないのではないでしょうか。すでにお悩みの方であれば、改善の方法を見るだけでも心が軽くなるかもしれません。治療方法のご案内が、お悩み解決に向けての参考になれば幸いです。
大陰唇縮小は、加齢などで目立ってきたたるみを改善する手術です。シワ・たるみを改善したうえで、さらにできるだけ臭いの原因や黒ずみも除去するため、一度に若返り効果が期待できます。
また、ご希望の度合いや診察による総合的な判断で、さらにふっくらと若返りを図る場合には、大陰唇増大術(脂肪注入)をおすすめするケースもございます。
大陰唇増大術(脂肪注入)とは、ご自身の脂肪細胞などを大陰唇に注入することで、ふっくらと若々しくハリのある大陰唇を形成する治療方法です。
■大陰唇増大術(大陰唇コンデンスリッチファット療法)の詳細はこちら>>
このような症状がある場合、加齢や急な体型の変化などで、大陰唇が変化している可能性があります。相談が難しいデリケートな問題ですが、外見上で分かることから、多くの方が悩まれている症状です。一人で悩まずにお気軽にご相談ください。適切な診察や治療を受けて症状の改善を図ることで、デリケートゾーンの若返りが期待できます。
傷跡を目立たせずに、美しく整えるテクニック。
ダメージを極力回避。「残すべきところは残す」こだわりの技術。
婦人科・美容外科の技術と経験を駆使した、安全な施術ときれいな仕上がり。
元々シワのあるところを切開し、極細の溶ける糸を使って縫合します。1針1針丁寧に、層を合わせながら縫い合わせるのがポイントです。粘膜組織に近い部位ですので、傷跡はほとんど目立たない状態になっていきます。
縫合で溶ける糸を使用しても、経過観察を兼ねて抜糸の時期に来ていただくようにお願いしています。感染症などで傷の様子が悪い場合などは、適切な処置を施すことで経過が良くなりますし、傷跡もきれいになります。また、適切な時期に糸を除去するほうが、傷がきれいになりやすいのもおすすめの理由です。
後々まで美しさを保つために、しっかりと経過を確認し、リスクも傷跡も最小限にする対応が大切だと考えています。
縫合については、さまざまな方法をご用意していますので、詳しくはカウンセリングにてご相談ください。
血管は、栄養と酸素、女性ホルモンや免疫細胞の輸送など、組織のアンチエイジングに必要な輸送路と言えます。そのため、当院では、血管や重要な組織が、電気メスによる焼灼でダメージを受けないようにしています。
出血に際しては、電気メスで血管を焼灼し凝固させて止血するのが通常ですが、出血しにくい切開の方法をとることで、電気メスの使用は極力避け、重要な血管を温存しています。
大陰唇の手術に限らず、手術においては「残すべきところは残し、取るべきところは取る」ことが、術後の仕上がりや経過に影響すると考え、手術のときから術後を意識したやり方で進めています。
婦人科的な視点で丁寧に診察し、女性器内外に特に異常がないことを確認したうえで治療を始めます。また、患者様のご希望をうかがいながらデザインし、ご納得いただいたたうえで手術を行います。元々あるシワのところから皮膚を切開していきますので、新たな傷の線は増えません。たるんだ皮膚を開いたら、中のたるみをリフトアップし、余剰皮膚を切除。長年培った美容外科のテクニックを用いて、丁寧に層を合わせながら極細の糸で縫合していきます。切除する際には、臭いを出す腺や黒ずみも極力除去しますので、見た目も臭いも改善することができます。
施術前には、産婦人科と美容外科、両面の実績を積み重ねてきた院長自身が入念にカウンセリングを行います。患者様それぞれのお悩み・症状をしっかりと確認し、膣の状態を診察したうえで、最良の治療内容を決定します。
治療が確定したら、施術前に血液検査を受けていただきます。これは、患者様が施術可能な体調であるかどうかをチェックし、施術に向けて体調管理を行っていくためのものです。 通常、検査結果の提示まで数日程度かかりますので、結果を確認のうえで、施術日を調整します。
※症状や施術内容、ご希望によっては、診察当日に施術を行うケースもあります。
施術における患部の経過を確認するための撮影を行います。院長自身、または女性スタッフが行いますのでご安心ください。
施術当日、体調を確認し、問題がなければ施術衣に着替えていただき、治療を開始します。不安や緊張を強く感じられる患者様には、安心して施術が受けられるよう「リラックス麻酔(静脈麻酔)」を行うことも可能です。
麻酔の効果が確認できた段階から、施術を開始します。所要時間は症状や施術内容によって異なりますが、だいたい1時間程度で終了します。
施術が終わりましたら、リカバリールームで麻酔が覚めるまでお休みいただきます。お帰りまで看護師が付き添い、術後の注意事項などを説明します。体調に問題がないかなどを院長が確認した後、着替えをしてお帰りいただけます。
※施術後数日間は、微量の出血がみられることがありますので、ナプキン、ガーゼ等をあててお過ごしください。
【施術前の注意事項】
妊娠・授乳中の方は一切施術ができませんので、あらかじめご了承ください。
【施術後の注意事項】
施術後の感染防止、抗炎症のため、抗生剤などの塗り薬と保護テープをお出ししますので、必ず使用してください。
※全て税抜き価格です。
大陰唇縮小術(※2) | |
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モニター※1 |
230,000 円 |
1回(通常) |
398,000 円 |
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※2